空谷の跫音 -32ページ目

ひかり

 光に

 水が

 吸い込まれるように

 
 あたしの

 気持ちは

 あの人の

 記憶の中へと

 吸い込まれ続ける

 
 少しずつでも

 あの人の

 心のなかに

 染み込んで

 光を

 放つようにと



 

vivid

 街には

 案外

 vividなものって

 多いのに気づいた

 「鮮明」って意味の他に

 「いきいきした」って
 意味もある 


 あたしは

 今

 vivid?

    

 どんなに

 がんばって

 がんばって

 がんばっても

 心のどこかで

 「ちがう!」と

 叫ぶ自分がいて

 
 この空を

 見上げて

 息を 入れる

 

 

雪の華

 本物の花より

 美しく

 みえます


 「美しさ」を

 前にすると

 ホントとか

 ウソとかなんて

 たいした問題じゃ

 なくなるよね


 

2005-01-29

 そんな
 こどもの恋に
 つきあってる
 ひまはないの

 惚れたの
 腫れたの
 裏切っただの

 そういうのは
 こども同士で
 おねがい

 本気も ウソ気も
 ないの

 ただ
 事実だけ

くぅ~

 自販機の

 隅に

 ちんまりと

 いました

 なにやら 

 一生懸命

 お掃除中

 

帰路につく人々

 日々の

 お仕事を

 終えた人たちの

 一時

 立ち寄り所

 今日も

 お疲れさまでした

 明日

 また 会いましょう

  

 

ポップなものは

もので

かわいいとおもう。

たとえば これは

タバコ屋の

シャッターの外。

なぜに シャッターして

さらに格子?

いきなり赤で

かわいいよ


 うける だけで 自身も 輝く

冬木

 空に

 かかる

 影絵みたいだね